ギラギラしたものが見える!?閃輝暗点の症状と原因
現在、日本人の約800~900万人が片頭痛に悩まされているといわれています。片頭痛に悩まされている人の中でも、頭痛が起こる前に視界に違和感が出るという方もいるようです。
「閃輝暗点(せんきあんてん)」という症状で、あまり聞き馴染みのない症状ですが、とある漫画家さんがツイッターに「閃輝暗点」の漫画をツイートしたところ、大きな反響があり、この症状に悩まされている人の声が多く上がったそうです。
私も先日その症状に襲われ、「閃輝暗点」の存在を初めて知りました。今回はその「閃輝暗点」の症状と原因についてご紹介致します。
どんな症状?
人によって見え方に違いがあるようですが、多くの場合まず、視界の中心部分が見えづらくなり、ギラギラとしたものが見えるようになります。
そのギラギラがだんだんと大きくなっていって見えづらさが増していきます。
そのギラギラは目を閉じていても消えることはなく、しばらくすると激しい頭痛に襲われるとのこと。
ギラギラというものがおそらく経験した人にしか分からない表現なのかも知れませんが、私の場合は目の前に油を引いたような歪みが見え、それがぐるぐると回っているような感覚に襲われました。
何が原因?
ストレスが原因ではないかといわれています。
何かしらのストレスがあり、そのストレス状態から開放されたときに発生することが多いとのこと。
対策はできるの?
「閃輝暗点」の症状が現れた後に頭痛が起こることがわかっていて、処方された内服薬などがある場合は、それを飲んでおくと「閃輝暗点」後の頭痛が和らぐ可能性があるそうです。ただ、残念ながら「閃輝暗点」の治療法や薬は現在ないとのこと。
それから普段からあまりストレスを溜め込まず、こまめに発散することも必要かもしれません。
何事も「ぼちぼち」ですね。