にがりの製造法

最近は、様々な製法による「にがり」が登場しています。
どのような製法で作られているのか
また、濃度がどの程度なのか確認をしてから
購入するようにしましょう。

にがりは海水に日光や熱を加えて作る

にがりは海水をくみ上げ日光や熱を与えて煮詰めることで作ることができます。海水、塩田でとった鹹水(かんすい)を煮つめると、硫酸カルシウム(石膏CaSO4)は(セメントや建築材の原料や腎臓結石の原因になる)がはじめに結晶化します。この硫酸カルシウムは塩でないので除去する必要があります。

海水が蒸発して、海水の量が10分の1以下になると、塩化ナトリウムが結晶になります。やがて量の少ない硫酸マグネシウム・塩化マグネシウム・塩化カリウムなどが結晶になります。

但し塩を作る場合はそこまで煮込みませんので、塩化ナトリウムができた時点で残った塩化マグネシウム・硫酸マグネシウム・塩化カリウムなど多くのミネラルを含んだ液体がにがりなのです。

にがりは名のごとく苦汁と書き、とても苦いのが特徴です。特に硫酸マグネシウムは苦く感じます。にがりを作るとき下の順番で結晶化します。

にがり製造時に熱を加えた際の結晶化する順番 1.硫酸カルシウム 2.塩化ナトリウム 3.硫酸マグネシウム 4.塩化マグネシウム 5.塩化カリウム

にがり製法の種類

天日干し

昔ながらの製法で、塩田に海水をくみ上げ、日光の力で塩を作る時にできるにがりです。この製法で作られたにがりは硫酸マグネシウムが多く含まれ苦味がまします。この製法で作られたにがりのほとんどが海外のものです。

釜茹

海水をくみ上げ、大きな釜などで煮詰めて作ります。日本で作られるにがりのほとんどが、この製法で作られます。

逆浸透膜

①逆浸透膜というフィルターで海水を淡水化(真水)(不純物を取り除くが、同時にミネラル成分も取り除いてしまう。)

②逆浸透膜で取れたにがりをこの真水に入れて深層水を作る。=にがり水

※ここで取れたにがりは海水を凝縮しているだけなので塩分濃度が高くなっている為、このにがりを使用しているメーカーはほとんどが水で薄めて販売しているか、粉末のマグネシウムを入れて調整している。

逆浸透膜で海水を淡水化

イオン交換膜透析法
亀山堂のにがりはコレ

1.海水は+と-の電気をもったイオンでできている

海水に含まれるイオン

亀山堂のにがりは、イオン交換膜透析法を採用しています。

電極を利用したフィルターでろ過する方法で何百にも区切られたブロックの各々に250枚ものフィルターがあります。

海水には3%の塩分、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムのようなプラス電気をもったイオンと、塩化物、硫酸などのマイナス電気をもったイオンからできています。

2.電極の性質を利用して濃い塩水を作る

海水から濃い塩水を作る

この海水を汲み上げ砂ろ過を行った後、イオン交換幕のブロックに入れ電流を流すと、海水中にある塩化ナトリウム(NaCl)はナトリウムイオン(Na+)と塩素イオン(Cl-)に分かれ、ナトリウムイオン(Na+)はマイナスの電極に引きつけられて陽膜を通りますが、次の陰膜は通れません。逆に海水中にある塩化物(塩素)イオン(Cl-)は、プラスの電極に引きつけられて陰膜を通りますが、次の陽膜は通れません。イオン交換膜透析法では、このイオンになっているものだけを通す膜を使って、23%ほどの濃い塩水(かん水)を作ります。

3.煮詰めて塩を取り除いた液体が亀山堂のにがり

濃い塩水を煮詰める

こうしてできた「かん水」は、真空式蒸発缶で煮詰められ塩の結晶となります。その結晶が塩化ナトリウムで、この塩化ナトリウムを取り除いた液体が亀山堂のにがりなのです。

日本独自の製法で苦みが少なく環境に優しい

ダイオキシンや重金属の処理

イオン交換膜には超微細な孔100分の1mm(001ミクロン)が空いており、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどを通しますが、PCB(ダイオキシン)や重金属(水銀、砒素)など大きな分子は通さないという、大変都合の良い優れた性質があります。

また海水を原料としてイオン交換膜透析装置でとるかん水には、にが味が強い硫酸イオンがほとんど含まれず、硫酸カルシウム(石膏)や硫酸マグネシウムなどが析出しないので、飲みやすくなっています。

このように膜濃縮製塩法は、かん水を取り出す際に電気の力を借りますが、海水をそのまま使用し、環境に影響を及ぼす物質が混入しにくい、日本独自の製法と言えます。この製法以外でのダイオキシン、重金属処理は今のところないと言われています。

海水中の塩分組織はナトリウムが多くマグネシウムが少ない
亀山堂にがりの塩分組織はナトリウムが少なくマグネシウムが多い

にがりの選び方

塩化マグネシウムの含有量が多い、塩化ナトリウム(塩分)の含有量が多い、ダイオキシン・重金属などが除去され安全に使える、天然である
お客様からのよくあるご質問

価格が違うのはどうして?

そもそもにがりとは、海水を組み上げ塩を作るときに残った液ですので、そんなに高いものではありません。

また、当社のにがりは量産体制で行っているため、低価格での販売が実現できるのです。ブームと共に様々なにがりが店頭に並ぶようにうなり、低価格の商品も出てきましたが、当社のにがりとはまったく濃度が違い使用方法も違いますので、成分表をご確認ください。にがりは様々なミネラルがバランスよく含まれていることが大切です。

使用量がいろいろ違うのはなぜ?

最近、当社の商品と類似したものが、スーパーなどで1回スプーン1杯などと書いて売られていますが、当社の15分の1ほどの濃度ですのですので、同じレシピでは使用しないで下さい。

当社の「にがり」の使用方法については説明書をお付けしています。

海洋汚染で海水は大丈夫なの?

現在の海水は汚染が進み、ダイオキシン、重金属(水銀、鉛、ヒ素、アルミなど)などが体内に蓄積されると体に与える影響は大きいです。

長崎県の五島灘からくみ上げた海洋深層水を安全試験の為、重金属や放射能試験等を実施しております。

濃度が高いと価格も高いの?

水で薄めて販売されている業者もありますが、当社のにがりは原液のまま販売しております。「価格が高いと濃度も高いのでは!?」と考えている方がいらっしゃいますが、それは違います。当社のにがりは他社と比べ、比較的安価なものとなっておりますが、それは量産体制を整えているためです。

しかもイオン交換膜で製造しており、小さなイオンの状態で存在しますので通常のにがりより非常に濃い濃度になっています。成分分析も定期的に行っております。

亀山堂でにがりを購入された方にうれしいプレゼント付き

携帯空ボトルサービス既にお買い上げの方はご存知だと思いますが、 当社ではにがりをお買い上げになったお客様には 空の携帯用ミニボトル、にがりの使用方法や 豆知識をもり込んだ説明書をお付けしています。

「一滴ずつ入れるのが入れにくい」「どのように使用したらいいのか分からない」などのご意見が多かったため、 このようなサービスを開始しました。